非定型うつ病は20代から30代の女性によく見られる精神疾患

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改善するための方法

自分の力で超えられる

非定型うつ病と、従来のうつ病に存在する明確な違いに、自分の力で超えられるという点を無視することはできません。自分のストレスとの向き合い方を変化させることで、自分の力で超えられるようになります。

もちろん、従来のうつ病も自分の力で超えられるといえる側面はありますが、これはすでに自分の力を使い果たした結果発症する問題です。自分がもっと頑張れば問題は解決すると信じて頑張りすぎた事が原因で心が壊れたため、まずは壊れた心を修復してから徐々に元の生活に戻ることを目指すことが必要です。
結果、従来のうつ病は自分で闘うべき問題ではありますが、まずは壊れた心を回復させる時間と治療が求められます。

それに対して、非定型うつ病の場合は心が壊れる前に、それを回避するために起きている症状です。嫌なことが迫った時に調子が悪くなり、好きなことに対しては調子が良くなる。それは、ストレスを回避するために起きている防衛反応であるといえます。
ですから、ストレスを回避しなくてもいいように心を鍛えることで、自分の力で非定型うつ病を乗り越えることができます。
周りよりもストレス耐性が弱いから発症する病気だからこそ、周りに理解されにくいのが非定型うつ病です。休養を取る間に、ストレスをもっと上手に受け流す方法を身に付けたり、耐性自体をトレーニングすることが大切であり、必要なことです。

心を鍛える方法

非定型うつ病の患者に共通する特徴として、感受性が高い傾向にあることで物事をストレスとして受け取りやすいという点に注目できます。
他の人がストレスに感じないようなことでもストレスとして感じてしまうことで、本人が耐えられるストレスのキャパシティを超えることが多いです。ですから、ストレスを最初から受けなくてもいいように逃避的な行動や、うつ的な症状が出るようになります。
よって、受けるストレスが多いならばストレスを消化できる能力を磨くために、心を鍛える方法を修得することが重要だといえます。

例えば、瞑想を行うことによって精神を落ち着かせることが活用できます。瞑想を習得すれば、交感神経と副交感神経の働きを自分でコントロールすることが出来るようになるでしょう。
ストレスを感じた状況では交感神経が過敏になるため、自立神経失調症のように神経のパワーバランスが崩壊します。それを自分で修正することができれば、身体はより健康的になります。

強い意志で行動する

非定型うつ病を発症している人にとって大切なのが、強い意志で行動することです。精神的なキャパシティを大きくしない限りいつまでも症状は改善できないため、なんとしても改善するという気持ちと行動が重要です。

今の時代は、頑張らなくてもなんとかそれなりに生きていくことが出来る環境で育つことができることの方が、圧倒的に多いです。頑張らなくても生きていけると子供の頃に学習したまま育ってしまうと、社会に出て頑張らないといけないようになってから頑張ることができません。
学校や仕事には、嫌なことでも乗り越えるために頑張ることがたくさん求められます。でも、自分自身は今まで頑張らなくても生きてくることができたし、頑張る必要性がわからないし、そもそも頑張り方がわからない。結果、頑張らないことで受けるストレスを乗り越えることができずに非定型うつ病を患います。
だからこそ、自分はなんとしても頑張って乗り越えるのだ、という強い意志で行動することが治療の大前提として必要です。

まずは鬱状態で何もする気が起こらない状況を打破するために、小さな目標を設定してそれをクリアすることを継続していくことが有用だといわれています。
鬱状態のひきこもりグセが身についてしまうと、外にでることそのものができなくなるため、ちょっとずつ外の世界に触れるトレーニングをすることが必要だからです。
起きたらカーテンを開けて日光を浴びるクセをつけたり、窓から顔を出してみたり、ベランダやバルコニーに出てみたり、数分間だけでも散歩に出てみたり、徐々にステップアップする感覚で日常社会に慣れることが、非定型うつ病を乗り越えるには必要です。